2/14サイト一周年記念企画

第一戦  一度たりとも交わらない視線
「どうかしたのですか。」
「別に。」
「ですが、怒っているようです……。」
「ああ、怒ってる。」<
第二戦  自然と足が反対方向へ
「元気ですよ。しかも最近、少し女性から持て囃されるようになりました。」
「身長が少し伸びたからでしょうか。よかったですねー。」
「あっわかりました?実は伸びたんですよ。」
第三戦  絶対零度の笑顔で挨拶
……これが、絶対零度の笑顔というやつですか。
見るものを凍らせるこの笑顔の交し合いは、できれば二度と見たくないものですね。
第四戦  意地を張らせたら天下一

きっぱりといいました。
意地っ張りだといわれてもかまいません。何年か後ではくだらないことでも、今は大ごと。

第五戦  巻きこまれた第三者の悲劇
第六戦  相手の出方を窺う様がよく似た二人
第七戦  いつもならここに君がいた、とふと気づく
第八戦  本当は一緒に笑いあいたい
第九戦  今日こそ仲直りしようと思ったのに
第十戦  なんだかもう馬鹿馬鹿しくなって笑えてくる

お題提供 1148/七瀬はち乃さま